情弱からの卒業

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大学受験を考えているあなたへ

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高校2年生の冬での偏差値は50程度で、高校3年生の夏まで部活を続けていました。

そんな私でも勉強法を見直すことで、現役で旧帝国大学に合格することができました。

その後、大学受験向けの塾でアルバイトし、たくさんの受験生・講師と交流をしてきました。

これらの経験を通じて得た受験勉強に関する知見をお伝えしていきます。

 

受験勉強をする前に

志望校に直接行こう

オープンキャンパスを利用するもよし、何もない時期に行ってもよし、とにかく行きたい大学のキャンパスに行きましょう!

大学生となった自分が、どんな生活をしているか。

これをイメージすることが受験勉強を乗り切る上で、大切なモチベーションになります。

受験本番の時に初めて大学に行って「がっかりした」という話も多くあるので、事前に大学に行くことを強くお勧めします。

受験本番から逆算してスケジュールを立てよう

大学を合格するために必要なことは何か?

それは「試験で合格点以上を取る」ことです。

当たり前なことですが、これを本気で気にしていない受験生は山ほどいます。

これを本気で気にしていたら偏差値であったり、模試の判定に一喜一憂することはなくなります。

スケジュールの立て方は以下のとおりです。

① 過去のセンター試験・2次試験を入手する。

② ①を解いてみる。(最低でも過去3年分)

③ 教科ごとに志望校の合格ラインのレベルを把握する。この時、偏差値ではなく、「どのレベルの教科書・参考書・単語帳が何%理解できたら良いか?」という観点で調べる。

④ ③で出てきた教科書・参考書・単語帳を受験本番までに、2回以上繰り返して勉強するスケジュールを立てる。この時、分からないところは目印だけつけて、どんどん先に進めてください。繰り返し勉強しながら分からないところを潰して行く方が、結果的に効率が良いです。

効率的で、自分にあった勉強スタイルを見つけよう

 効率的な勉強方法が知りたいなら「ドラゴン桜」がオススメです。理にかなっています。あと覚えることがメインの勉強なら「脳が認める勉強法」も参考になります。

ご自身にあった勉強スタイルをいかに見つけるか?

正直、これに対する答えは自分自身で見つけていくしかないです。

「一定期間トライする」→「良い点、悪い点を振り返る」→「良い点をさらに伸ばす、悪い点を改善する方法を考える」→「一定期間トライする」→・・・

これをどんどん繰り返していきましょう。

教科ごとのオススメ勉強法

主要3教科(英語・数学・国語)のオススメ勉強法を紹介します。

英語

どの教科にも言えることですが、「多くの量を効率的(ハイスピード)にこなすこと」が重要になります。

英語も基本的な文章の構造さえ分かれば、あとは「単語力」と「長文を読む速さ」さえ鍛えれば大丈夫です。

この二つを両立する勉強法としては、「速読英単語」での勉強がオススメです。

長文を読む際、必ず、時間を計って、1分間に何文字読めたかメモしてください。 

そして、1分間の目標文字数を達成するまで、何度も同じ長文を繰り返し読んでください。なお、目標値の目安は1分間に250文字です。

数学

 先にも述べたように、合格ラインレベルの参考書をどれにするかが重要になってきます。参考書を探す際、レベル別にラインアップがあって、内容が網羅されている参考書が良いです。となれば、「チャート式」がオススメです。

表紙の色でレベルが分けられているので、ご自身の目標とされている大学に合わせた参考書を選んでください。

とても分厚い参考書で、これを全てやるのか・・・とビビるかもしれません。しかし、この分厚い参考書を短期間で勉強することができれば、「本番でも時間に余裕を持った状態で問題を解くことができる」のです。

国語

レベル別にラインアップがあって、内容が網羅されている問題集として「出口の現代文レベル別問題集」がオススメです。

 

 古文・漢文に関しては、レベル別になっている参考書が少ないので、これについては過去問のレベルに近い内容の書籍を探してください。

最後に

人生の転換点を振り返った時、「高校2年生の冬に勉強への考え方を変えたこと」が大きな転換点の一つとなっていました。

受験勉強をしていく上で、本記事が参考になれば幸いです。