世の中は幻想で溢れている!?<サピエンス全史>
Amazonの哲学書部門でランキングトップな「サピエンス全史」
読書の醍醐味である
「自分が思う常識が覆されて視野が広がること」
をつよーーーく体感させてくれます!
例えば、
「なぜ他の動物より、ホモ・サピエンスは栄えることができたでしょうか?」
という問いがあります。
何と答えますか?
おそらく
「道具を使えるから」
「知能が高いから」
という答えを思いつくでしょう。
これに対して、本書ではこのように解説しています。
・ホモ・サピエンスは架空の物事を共同で信じることができる
・多数の見知らぬ者同士が協力し、柔軟に物事に対処することができる能力をサピエンスだけが持つ
つまり、ホモ・サピエンスは架空の物事を共同で信じることで、知らない人も仲間として集団を作れるんです
この力によって大きな集団が作れますよね
その一方、他の動物・人種は知った仲間としか集団を作れないので、集団の規模は大きくできません
この集団の数の違いで勝ち残ることができたんです
また、代表的な架空の物事として
「貨幣、帝国、宗教(イデオロギー)」
の3つがあります。
これによって生まれる普遍的秩序のおかげで人は歴史を重ねてきました。
では、実際にどんなことがあったのか?
それはぜひ本著を読んでください!
人の歴史を大きく見ることで、自分自身が思っていた
当たり前・常識がどれだけフワフワしたものであるか
痛快に思えてきますよ!!!