初心者が自転車で淡路島一周して気づいた必要・不必要なもの <身に付けるもの編>
ロードバイク初心者が、淡路島一周150kmを1日で走れると思いますか・・・?
私は走る前は絶対ムリと思っていました
だって、最長で10kmしか走ったことが無くて、それでもヒーハー言うような状態だったので・・・
しかし、実際にやってみたところ、疲れはあるものの、ちゃんと150km完走することができました!
ただ、実際に走ってみて、準備した方がいいもの、準備しない方がいいものが、普通のアウトドアとは違うことに気づかされました・・・
また、ベテランの意見は初心者にとって必ずしも的を得ているわけではありませんでした・・・
そこで、初めて淡路島一周する初心者の方に、何を準備したら良いか紹介したいと思います!
今回は、体に身に付ける系で必要なものを紹介します
なお、自転車に付ける必要なものや、不必要なものはこちらの記事をご参考ください
目次はこちら
- 【 ヘルメット 】
- 【 アイウェア 】
- 【 サイクルジャージ 】
- 【 工具 】
- 【 食料 】
- 【 日焼け止め 】
- 【 サイクルグローブ 】
- 【 クッション付きパンツ 】
- 【 サイクリングソックス 】
- 【 サイクルシューズ 】
頭の上から順番に紹介します
【 ヘルメット 】
走る距離が長くなる分、転倒する可能性も高くなるので、ヘルメットはちゃんと被りましょう!
選ぶ時の基準は以下5つでしょう。何を重視するかは皆様の好みかと思います。
・好きなデザインか
・確実に保護してくれそうか
・頭にフィットするか
・熱がこもらないか
・アイウェアと干渉しないか
実際に被ってみて、これいいなと感じたヘルメットは以下3つでした
日本人の頭にジャストフィット 「LAZER Blade AF」
アジアンフィットとされているヘルメットのフィット感は中々良かったです!
OGKやLAZER、KARMORなどから出ています。
個人的にはLAZERのアジアンフィットが被り心地とデザインどちらも気に入りました!
メガネユーザー向け 「OGK KABUTO AERO-R1」
バイザー付のヘルメットはメガネをかけていない私でも快適でした!
あとOGKが日本メーカーだけあって、フィット感も良かったです
これなら、普通のメガネをそのまま使いたかったり、少し暗くてサングラスが使えない状況になりそうな時にとても便利だと思います!
穴が少ないヘルメットも意外とカッコよかったです
ガンダム好き向け 「ANAHEIM ELECTRONICS社製」
サイクルモードでも被ってみましたが、ガンダム好きならヘルメットを被るだけで間違いなくテンション上がります!
被り心地も問題無かったので、ガンダム好きなら買って損はないです!!
参考サイト
【 アイウェア 】
日差しがキツかったり、前方の自転車が路面の砂や水が巻き上げたりするので、目を保護するアイウェアは必須!!
他のスポーツ用サングラスをかけていったのですが、自転車用ではないので、自分の熱気で曇りがちでした・・・
OAKLY JAWBREAKER
身の回りのベテラン勢に聞いてみると、みんな口を揃えて
「ロードバイクに乗るならOAKLYのJAWBREAKER一択だよ!」
とのこと。
視野角が広く、曇りにくく、グラスが傷付きにくくて、ロードバイク向けに最適化されているアイウェアなので、次は絶対これを買おうと思います
【 サイクルジャージ 】
普通のジャージにバッグ背負って行ってしまったため、徐々に肩・腰が重くなっていきました・・・
なので、サイクルジャージはちゃんと準備した方が良さそうです
オススメは以下2つ
ポケットにファスナー付(パールイズミ)
ファスナー付ポケットがあると、財布や車の鍵、携帯電話などの貴重品を落とすリスクがかなり減ります。
デザインに不満が無いなら、これがロングライドには最適だと思います
基本的には、ご自身が気に入ったデザインのサイクルジャージを着るのが一番だと思います
で、私が一番気に入ったデザインがPedlaのCamo
Pedlaのデザインが、これまでのサイクルジャージとは全然違うタイプのスタイリッシュさで、めっちゃカッコいいです!
ポケットに入れるもの
一般的なサイクルジャージならポケットは3つあります。
ベテラン勢の傾向を見ていると、それぞれ以下のように使い分けしていました
1つ目のポケット:貴重品系
財布や携帯電話、家・車のカギなどを入れます
汗で濡れてしまわないようジップロックに入れるのがオススメ
アウトドア向けの財布があっても良いと思います
2つ目のポケット:工具系
ミニツール + タイヤ外し + チューブが基本構成です。
服が汚れないよう、これらもジップロックなどの袋に入れましょう!
詳細は後ほど。
3つ目のポケット:食料系
淡路島はコンビニが程よくあるので、ポケットがパンパンになるほど食料を詰め込まなくて大丈夫!
なので、補給食(2個程度)+タブレット+ドリンク粉末の基本構成でいけます
こちらも詳しくは後ほど。
参考サイト
【 工具 】
何かしらの不具合が発生する可能性は0でないので、修理・調整用の工具・部品は持っていきましょう!
工具はミニツールと空気入れ、部品はチューブとチェーンピンがあればOKです
ミニツール
ミニツールは絶対に持っていきましょう!!!
一緒に行く誰かが持っているとは思いますが、自分が必要な時にその人が必ずしも近くにいるとは限らないので・・・
工具は自転車用に最適化されているシマノのプロツールが便利です
22ファンクションタイプであれば、パンク修理に必要なタイヤレバーや、チェーン切れの修理に必要なチェーンツールもあるのでオススメです
パンク修理したことがなくても、工具・部品・スマホさえあれば何とかなります!
チューブ
パンク修理に必要なチューブ
ロングライドのトラブルで怖いのがパンクして立ち往生してしまうことなので、チューブは極力持っていきましょう
空気圧さえ適正であれば、ほぼパンクしないと言われているチューブレスタイヤがパンクした時も緊急用で使えます
チェーンピン
チェーン切れを修理する時に使う部品。
小さくて軽いので、あるなら持って行って損はない部品
チェーンのメンテナンス状態に自信がないなら持って行きましょう
<注意>空気入れは大きめサイズで
ポケットに入れれる程コンパクトな空気入れは、空気を入れるのにかなり力が必要です
なので、少しサイズが大きめだけど、そこまで空気入れに力が必要なくて、ボトルゲージに取り付けられるタイプがオススメです!
(これはベテラン勢の意見を聞くべきだった・・・)
【 食料 】
休憩の度に、経験者全員から
「食べれる時に食べておいてね!
スタミナ切れはかなりヤバいから」
と言われる程、食事は大事
とは言っても、コンビニで休憩して、そこで買って食べるというのが多かったです。
しかし、休憩したいと思ったあたりに、必ずしもコンビニ・スーパー・飲食店があるわけではないので、補給食は1〜2個を常に持っておきましょう
また、熱中症対策に塩タブレット、疲労回復対策にドリンク粉末もあると良いです!
補給食
パンや、栄養補助スナック、ゼリーなどの補給食を2個ぐらい持っておきましょう!
カロリーメイトや玄米ブラン、アミノバイタル、ウィダーインゼリーなどを現地のコンビニで買って問題ないと思います。
安く買いたいなら、事前にネット通販やドラッグストアなどで買いましょう
熱中症対策用のタブレット
ロングライドで怖いのが、自転車をこぐことに夢中になって、アドレナリン出まくって、熱中症になりかけていることに気づかないこと・・・
こまめな水分補給と、塩分・ミネラル補給には気をつけてください
塩分チャージタブレットを4〜5個ポケットに入れて持っていくことをオススメします
飴よりタブレットタイプの方がすぐに摂取できます
ドリンク粉末
ロングライド中盤以降は疲労との戦いになります
疲労回復に効果のあるドリンク(クエン酸とか)があると、特に最後の追い込みで違いが出てきます!
私は持っていなかったので最後の追い込みで疲労困憊でした・・・笑
次からは絶対に疲労回復系ドリンクの粉末を持って行きます!
水だけボトルも重宝するので、ボトルの組み合わせはこれになりそうです
・メインボトル:水
・サブボトル:クエン酸入り錠剤を溶かしたドリンク
【 日焼け止め 】
丸一日、外にいるので日焼け止めは必須!
肌が露出してる部分だけでなく、服がめくりあがりそうな露出していない部分も日焼け止めを塗りましょう
自転車をこいでいたら服が少しめくれて、日焼け止めを塗っていない部分が日焼けしてしまい、エライことになってしまいました・・・
界面活性剤不使用 ディアパーフェクト
日焼け止めは、アトピーの原因とも言われている合成界面活性剤が添加されていないタイプがオススメ!
合成界面活性剤は極力避けてください・・・
【 サイクルグローブ 】
長時間、体を支えるのはお尻だけじゃありません!
ロードバイクは前傾姿勢になるので、手でも体重の一部を支えます!
なので、クッションが入っている自転車専用グローブは必需品!
自転車用のグローブは、指先が空いているショートフィンガータイプと、指先までカバーしてあるフルフィンガータイプの2種類あります。
ロングライドは日焼けが気になるので、指先だけ日焼けするのがイヤならフルフィンガータイプを選びましょう!
ご自身が使われているジャージ・パンツやヘルメットのブランドと合わせることで、統一感を出されるのもいいと思います(^^)
パールイズミ W28
パールイズミのW28 UV フルフィンガーであれば、手首のあたりまでカバーしてくれるので、長袖と組み合わせるとしっかり日焼け止めすることができます!
手首のあたりまでカバーがあると、脱ぐ時もそのカバーを引っ張れば良いので、楽そうでした
シマノ Original
今回はシマノのOriginalロンググローブを試してみました。
可もなく不可も無くといったところ。
シンプルなデザインが好きな方にオススメです
OGK KABUTO PRG-5
OGK KABUTOのPRG-5。
これと、先ほど紹介したOGK KABUTOのヘルメットと合わせている方を見ましたが、中々カッコよかったです!
参考サイト
【 クッション付きパンツ 】
正直、クッションが付いていてもお尻は痛くはなります!笑
しかし、無いよりはマシ!!!
「レースパンツはピッチリして恥ずかしい・・・」
なんかどうでも良いと思うぐらいお尻のイタさとの戦いになるので、購入をオススメします
オススメは以下2つ
パールイズミ クイックリブ
チャックを外せばビブショーツが上下で分かれてくれるので、トイレに行く時めっちゃ便利!!
疲れた状態でトイレ行く時、普通のビブショーツだとトイレが若干面倒なので、これは本当に良いと思います
シマノ S-PHYRE
シマノのトップグレードのサイクルウェア
今回はこっちで行きましたが、お尻の痛みはマシでした
自転車を漕ぐことに対して何にも不満はないパンツです
参考サイト
【 サイクリングソックス 】
たかが靴下、されど靴下
専用靴下をはくことで靴ズレが防止できるので、トラブル回避のためにもサイクリングソックスを履かれることをオススメします
パールイズミ
パールイズミの靴下をはいている人が多かったので、話を聞いてみたところ、
「靴下は日本人に合いやすい日本メーカーの靴下が良いよ。パールイズミ、シマノなら間違いはないかな〜」
とのこと。
パールイズミさんは手頃な値段なので、お財布に優しいですね
シマノ
今回、シマノのサイクリングソックスを履きました
靴ズレなど全くなく、足首〜足先が痛くなることはありませんでした!
さすがに、淡路島一周の後半になると足がつりそうになりましたが、靴・靴下起因のトラブルは全くなかったです
シマノの品質の高さは信頼できるのでオススメです!
参考サイト
【 サイクルシューズ 】
フラットペダル + スニーカーでも何とかなりますが、靴のソールの硬さは重要!
歩くときは柔らかい方が良いのですが、自転車をこぐ場合は硬い方が疲れにくくて絶対良いです!
で、ソールが硬い靴で、軽くて、運動系の靴となると結局サイクルシューズに落ち着きます。
登り坂で引き足を使えるようにするため、ペダルとシューズが固定できるSPDやSPD-SLをつけるのは良いと思います
しかし、慣れていなくて立ちゴケが怖いなら、「SPDの靴」+「半面がフラット、反対側がSPDのペダル」という組み合わせもアリかと思います。
普段使いもしやすい 「シマノ SH-CT80G」
パッと見たら普通のスニーカーですが、裏面にSPDの金具が取り付けられます。
フラットペダルでも使えるので、普段使いもできるので、とても便利なサイクルシューズ!
今回、この靴を使いましたが、ロングライドでも全く問題なし!
普段使いもしたいなら、このサイクルシューズはオススメです!
いきなりSPDで足とペダルが怖いなら、フラット・SPDのハイブリッドペダルにすると、まず片足だけ練習してみるということができるので、不安ならこれでも良いと思います!
いろんな足・靴下の形に合う「LINTAMAN ADJUST 」
足のむくみ具合や、靴下の厚さ(夏用・冬用)によって、ちょうどいい靴のサイズって変わりますよね・・・
LINTAMAN ADJUSTは調整用ダイヤルで、この悩みを解決してくれます!
オールシーズン使うなら、これもありですね
ロングライドでも疲れにくい「シマノ S-PHYRE」
使っている人の靴を持たせてもらいましたが、めっちゃ軽くて、ソールがしっかりしていて、ロングライドには最適と思いました!
やはり、シマノのS-PHYREシリーズは品質が良いです
値段はそこそこしますが、SPD-SLのサイクルシューズはこれにしようと思います
参考サイト
ここまでが、身に付ける必要なものの内容になります。
自転車に付ける必要なものや、不必要なものはこちらの記事をご参考ください