AIと仲良く仕事しよう!<超AI時代の生存戦略 落合陽一著>
人と機械がどんどん混ざり合って生活する中で、
人がどのように生き残っていくべきかについて、
現代の魔術師とも言われている落合陽一さん
が書かれた書籍になります。
「AIが仕事を奪う」と不安をあおるだけのニュース
これに対し、具体的にはどういうことで、どうすれば良いかが書かれています!
まず、機械になくて人にあるもの
それは「モチベーション」とのこと
そして、モチベーションや機械との付き合い方について、
参考になったポイントは以下3つ
◆AI技術が発達しても、人への説明はずっと続く
人と機械がさらに混ざり合うようになっても、
仕事をする時に人へ説明することはずっと続くので、
以下3つを伝える技術は必要になってきます
・モチベーション
・使った結果
・抽象化した意味
◆自分にとっての報酬を作る
モチベーションや継続性を生み出すために、
「自分にとっての報酬は何?」
を考えることが重要になってきます。
特に、以下3つの報酬が、物事の継続性を生んでいるとのこと
・ギャンブル的な報酬(射幸心)
・コレクション的な報酬(収集欲)
・ 心地よさの報酬(五感的)
自分に当てはまるものがどれか、一度この視点に立って考えてみてはいかがでしょうか
あと、これは子育てでも使える考え方
「あとは勝手にやる」までどうサポートするかが重要で、
子供が報酬と感じる要素を見つけてあげることがポイントになってきます
◆ブルーオーシャン的な思考を!
機械と勝負する時、レッドオーシャンとブルーオーシャンはこのように考えられます
・レッドオーシャン:競争心を持ち、勝つことを繰り返すこと
・ブルーオーシャン:黙々と、淡々とやること
競争というゲームが始まると、データさえあれば機械の方が強いです
しかし、何をやるかが決まっていない状況では人間は機械に十分に勝てます!
そして、この戦い方を身につけるためには、競争心は非常に邪魔です
なので、これまで言われている競争心(レッドオーシャンな考え方)は捨てて、
自分で信じた道を淡々とやっていくこと
自己実現・ストレスフリーな環境をいかに実現するか
が重要になってきます
最後に
落合陽一さんと同世代の私にとって
「そうそう、そういうこと!」
と、表現しにくい気持ちを代弁してくれていれ、非常に気持ちよかったです!