情弱からの卒業

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【書評】スティーブ・ジョブズの伝記は漫画の方が分かりやすい「学研まんが スティーブ・ジョブズ」学研教育出版

本著はapple製品やディズニーアニメで革新を起こしたスティーブ・ジョブズの伝記になります。(Amazon Kindle unlimitedで読める本)

 

では、内容を紹介していきます。

 

彼の生涯が順番どおりに書いてある一般的な伝記マンガです。小学校の図書館に置いてある偉人伝記みたいなものですね。

ジョブズが大切にしていた言葉の一つが「Think different(違うを考えよ)」です。
常識にとらわれず、自由に発想する。
それは小さい頃から変わっておらず、時には協調性が無いように見られます。
日本だったら間違いなく「あゆみ」の協調性欄は低評価でしょうね。というか、この御時世に協調性の評価っているのかな?

 

好きなこと・興味のあることに没頭し、細部にこだわるところがあり、様々な人と対立することが多くある一方、西洋の合理的な文化ではなく、東洋の和・経験を重んじる文化に興味があったそうです。

 

Appleの創始者なのに幹部と対立が激化し、Appleを追い出されピクサーアニメーション技術を進化させ、トイ・ストーリーでそれを証明し、またAppleに戻りiPodiPhoneを開発する。

 

エンジニアのはしくれとして、ジョブズのように世界の人の生活を良くする製品を生み出していきたいという想いを思い出させてくれました。

また、学研が作っているだけあって、教育的な要素が多いですが、大人が読んでも面白いですね。子供ができたら、本を買って家に置いとこうと思います。

  

無料で電子書籍で読んでも、誰かに読んで欲しいと思った本は紙の本を購入しようかなと思ってしまうのが不思議です。